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英国ノーリッジ市 コミュニティーパワー選挙
本実地検証はノーリッジ市(英国)の市議会の下部機関として地域毎に組織されているコミュニティパワーの委員選挙およびコミュニティパワーごとの住民投票として2000年6月29日に実施された。本実地検証では、委員選挙または住民投票の有権者、投票所に配置される担当者(Presiding OfficerとPoll Clerk)および開票所の担当者を被験者とし、投票所8箇所と開票所1箇所を会場とした。そして、これらの正規の選挙運営組織が主体となって実施された投票所の設置から開票までの一連の業務の実績をもとに、システムの操作性と運用性について検証を行った。 本実地検証では、ノーリッジ市の選挙管理組織が公表している結果によると、693人が電子投票を実施した8投票所で投票を行った。これら8投票所では、有権者が希望すれば投票用紙を用いた投票を認めており、1つの投票所でそうしたケースがあったことが報告されている。その人数は投票の秘密保護のため公表されていないが、観察調査の結果からは極わずかであることが想像できる。 検証のためのデータ収集として、2つの投票所にアンケート端末(電子投票端末システムが持つアンケートのための機能を利用したもの)を設置し、別の2投票所ではインタビュー調査を実施し有権者の意見・感想を求めた。また、投票所担当者および開票所担当者には調査票を配布し、電子投票システムを用いた選挙の運営に関する意見・感想を求めた。 いずれの立場からの意見・感想でも、電子投票および電子投票システムを高く評価するものが大半を占めている。特に、有権者のほとんどが次回も同じ投票端末で投票したいと回答し、投票所担当者と開票所担当者の多くが他の選挙でも電子投票を実施すべきと回答したことは、今回の実地検証が大きな成果を得たことを証明するものと言うことができる。
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